映画『止められるか、俺たちを』門脇麦・井浦新、青春の全てを映画に注いだ“若松プロ”を描く
映画『止められるか、俺たちを』が2018年10月13日(土)テアトル新宿ほか全国順次公開される。監督は『孤狼の血』の白石和彌、主演は門脇麦。
監督・白石和彌が自らの青春を振り返る
『凶悪』で第37回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞、以後『彼女がその名を知らない鳥たち』、続編の制作も決定している『孤狼の血』などを手掛けてきた白石和彌監督。いま日本映画界で数々の作品を生み出してきている白石が、自らの青春時代を振り返る。
白石が師匠とするのは、若松孝二監督。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』などを作り上げた若松監督は“若松プロダクション”として数々の名作を世に送りだした。青春の全てを若松との映画制作に注いだ白石和彌監督は、「映画を武器に戦ってきた若松さんの声をもう一度聞きたい」と発起し、若松プロダクション映画製作を再始動させる。
主演は門脇麦
主演は門脇麦。
映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に出演し、『チワワちゃん』『さよならくちびる』の公開も控える若き女優が、若松プロダクション助監督・吉積めぐみ役を熱演する。1969年春、21歳で、若者を熱狂させる映画を作り出してきた“若松プロダクション”の扉をたたいた吉積めぐみは、青春の全てを映画に注ぐ。