2018年7月13日 08:05
前田敦子主演・黒沢清最新映画『旅のおわり世界のはじまり』ウズベキスタンを訪れたレポーターの成長物語
黒沢清監督の最新映画『旅のおわり世界のはじまり』が、2019年6月14日(金)、全国の劇場で公開される。
ウズベキスタンが舞台のオリジナル作品
映画『散歩する侵略者』でも話題となった黒沢清監督の最新作は、オリジナル作品。ウズベキスタンとの国交樹立25周年、そして同地のオペラハウス、ナボイ劇場の完成70周年を記念した両国の国際共同製作作品だ。
主演は前田敦子
主演は、前田敦子。前田演じる女性レポーター・葉子は、日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れる。葉子が現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描いている。
前田は、本作が長編映画で海外オールロケの初挑戦となる。前田を長く見てきたプロデューサー・秋元康が「前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか」と述べているように、黒沢も前田の個性を見抜き、主役には彼女しかいないと彼女を大抜擢した。
異国の地が引き出す、普段見せない彼女の表情に注目だ。
前田は劇中で、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」