2018年7月23日 18:25
展覧会「カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家」新宿で、絵画や資料約100点集結
展覧会「カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家」が、新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にて2018年9月22日(土)から12月24日(月・休)まで開催される。
スウェーデン・インテリアに影響を与えた“理想の暮らし”
カール・ラーションは、家族を題材にして日々の暮らしを描いたスウェーデンの画家。スウェーデンのダーラナ地方に通称「リッラ・ヒュットネース」と呼ばれる伝統的な家を手に入れたカールは、妻とともに、家を美しく理想的に改装。ラーション一家の牧歌的な生活を水彩画やエッセイに表現し、画集『わたしの家』に収録して出版した。「リッラ・ヒュットネース」におけるカールの暮らしぶりは、現在のスウェーデン・インテリアにも深く影響を与えている。
日本初公開作品を含む約100点の資料が集結
日本では1994年以来24年ぶりの回顧展となる「カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家」では、油彩画、水彩画、リトグラフ、エッチングなどの絵画約50点をはじめ、ラーション夫妻がデザインした家具や日本美術のコレクション、画家であった妻カーリンのテキスタイルなど、日本初公開作品を含む資料約100点が集結。