2018年9月27日 03:00
ミッソーニ 2019年春夏コレクション - 夜風に吹かれて、芸術に触れるミラノの夜
ミッソーニ(Missoni)の2019年春夏コレクションが、2018年9月22日(土)イタリア・ミラノで発表された。
ミラノの夜空をバッグに、ルーフトップでランウェイショー
ショー会場は、ミラノ市内でも開拓が進んでいる新興エリアに設けられたコンベンションセンター。波のようにうねる屋根が特徴の巨大スポットは、これまでいくつかのブランドがコレクション発表の場として選んできた場所だ。しかし、ミッソーニのアイデアは斬新。コンベンションセンター内のスペースではなく、屋外エリアを会場に設定。ちょうどショーの始まりは21時を過ぎていたので、夜空に瞬くネオンや日中の暑さを拭いさってくれる夜風、そして雲に包まれ幻想的に光を放つ月が印象的だった。
アート作品のような新作ニットウェア
ルーフトップの開放的な空間で行われたショー。その会場選びだけでなく、新作ピースも彼らのこだわりと個性を感じぜるにはいられない。
ブランドのアイデンティティであるニットを主役に、アートピースさながらのドラマティックなデザインを作り出すのだ。
アートを描くキャンバスは、もちろんニット。肌にそっと寄り添うソフトな質感を活かして、タイトなロングドレスやロングべストなどを展開。