2018年10月2日 22:30
ケモノ2019年春夏コレクション、透明から色付く人生のストーリー
ケモノ(Kemono)が2019年春夏コレクションを、渋谷・西武百貨店にて発表した。
ジャバニズム×アバンギャルドなスタイルを組み合わせて
「アジア、日本伝統のあるものと現在、未来無重力をかけあわせたもの。」を、コンセプトに掲げるケモノは、2015年に日本で誕生したファッションブランド。日本の要素を取り入れたアバンギャルドなスタイルを得意とし、近年では海外コレクションでの発表も積極的に行っている。
コレクションテーマは、「透藍生」
そんなケモノが今季テーマとして掲げたのは「透藍生」。デザイナーのI.P.Uが注目したのは、生命の起源である藍色の海。本来なら透明にも関らず、人の目からは“藍色”に見えるその神秘に魅了され、“透明”な状態として生まれた人間が、人生を通して色付いていくというストーリーを思い描いた。コレクションの中では、カラーやディテールを通して、そのアイディアを表現していく。
ファーストルックは“トランスペアレント”
ショーの始まりを飾ったのは、頭からすっぽりと被ったトランスペアレントのジャケット。
その下に合わせたのは純白のシャツワンピースで、その姿は生まれたばかりのようなピュアな印象を与えてくれる。