アニメ映画『エセルとアーネスト ふたりの物語』絵本「スノーマン」の著者が両親を描いた伝記絵本を映画化
アニメーターとして映画『風が吹くとき』に参加したほか、『スノーマンとスノードック』を監督するなど、レイモンド・ブリッグズとの関係は深く『エセルとアーネスト』の映画化についても長年望んでいたという。
ブレンダ・ブレッシン&ジム・ブロードベントがキャラクターに命を吹き込む
ブリッグズの温かみのある絵がそのまま動き出したかのようなアニメーションは、9年という歳月を費やし手描きで制作されたもので、エセルとアーネストの声は、『秘密と嘘』『つぐない』のブレンダ・ブレッシンと『アイリス』『パディントン』ジム・ブロードベントが担当。
原作者のブリッグズが「彼らの声が聞こえてくると、母と父が部屋にいるようでした」と語るように、イギリスを代表する2人の名優が、アニメーションのキャラクターに暖かみのある命を吹き込んだ。
成長した息子レイモンドは、『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』のルーク・トレッダウェイが演じている。
エンディング曲はポール・マッカートニー
また、本作のエンディング曲「Blink of An Eye」を提供したのは、来日公演でも話題のレジェンド、ポール・マッカートニーだ。ポールはもともとブリッグズの大ファンであり、アルバム『McCartneyII』に収録された「Bogey Music」