2018年11月11日 20:00
展覧会「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」広島県立美術館で、日本初公開含む名作80点
展覧会「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」が、広島県立美術館にて2019年11月2日(土)から2020年1月26日(日)まで開催される。
世界屈指の貴重なコレクションが来日
「バレル・コレクション」は、産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレルが蒐集した芸術作品のコレクション。多岐にわたるジャンルの作品を集めた、世界屈指のコレクションとされている。
76点が日本初公開
東京、愛媛、静岡で開催され、広島に巡回する「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」では、9,000点以上にも及ぶ「バレル・コレクション」の中から西洋近代絵画を中心とした73点の作品と、同市のケルヴィングローヴ美術博物館が所蔵するゴッホやルノワールなどの作品7点を展示。全80点の内、76点は日本初公開となる。
通常は英国外への作品貸し出しを行わない「バレル・コレクション」だが、現在、改修工事に伴い閉館しているため、日本でのコレクション展示が実現。貴重な名作を通じて、写実主義から印象派への流れに迫っていく。
ドガの名作《リハーサル》も初来日
中でも注目したいのは、初来日となるエドガー・ドガの《リハーサル》。