2018年11月12日 12:00
ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」7年ぶりの日本公演、新ヘドウィグは浦井健治
トニー賞受賞ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(HEDWIG AND THE ANGRY INCH)」が、新作として2019年にEXシアター六本木ほか福岡、名古屋、大阪で上演される。
傑作ロック・ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
1997年にオフ・ブロードウェイで初上演されロングランを記録、世界各地で数多く上演された「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。2001年には映画化され、サンダンス映画祭観客賞、監督賞など数々の賞を受賞、舞台・映画共に世界中で一大ブームを巻き起こした傑作ロック・ミュージカルだ。
主人公は、愛と自由を手に入れるため性転換手術を受けたものの、手術の失敗によって股間に「アングリーインチ(=怒りの1インチ)」が残ってしまった、男でもあり女でもある、あるいはそのどちらでもないロックシンガー、ヘドウィグ。幾多の出会いと別れを経験する中で、傷つき倒れそうになりながらも己の存在理由を問い続け、「愛」を叫び求める姿が描かれる。
日本では、2004年、2005年に三上博史主演で初演を果たし全日ソールドアウト、2007年、2008年、2009年には、全編英語詞の歌唱で話題を呼んだ山本耕史主演版、そして、2012年には映画監督・大根仁の演出による新たなヘドウィグ・ワールドが誕生した森山未來主演版、2015年のオリジナルキャスト版と、様々なバージョンが上演されている。