2018年11月19日 18:15
“酷すぎて目をそらせない”アートを称える「バッドアート美術館展」東京・後楽園で、日本初公開110作品
東京ドームシティ クリスタルアベニュー沿いに位置するギャラリー アーモ(Gallery AaMo)では、「バッドアート美術館展」を開催する。期間は、2018年11月22日(木)から2019年1月14日(月・祝)まで。
米国・ボストンの「バッドアート美術館(MOBA)」は、他の美術館やギャラリーでは決して日の目を見ることのない“酷すぎて目をそらせない”アートを称え、収集・保存・展示する美術館。コレクションは、創作過程のどこかで道を踏み外してしまった作品ばかりだが、それらには、捨てられがちだけど捨てがたいと思わせるような魅力が潜んでいる。
そして、それこそが“バッドアート”。選定基準は極めて単純で、誰かが真剣に描いた作品であること、そしてその結果生まれた作品が面白く、何か人を惹きつける力を持っていること。決定的な技術不足、キテレツな題材、度が過ぎた表現など、酷さの原因は問われない。
「バッドアート美術館展」は、バッドアート美術館に収蔵される800点を超える作品の中から110点を日本初公開する。
また、スペシャルサポーターとして現代美術分野でも活躍する漫画家のしりあがり寿を迎え、独自の視点で作品を紹介していく。