2018年12月13日 12:55
クルト・ヨース振付「緑のテーブル」スターダンサーズ・バレエ団が東京芸術劇場で再演
スターダンサーズ・バレエ団による公演「緑のテーブル」が、2019年3月30日(土)・31日(日)に東京・池袋の東京芸術劇場にて行われる。本公演は、2005年以来の再演となる。
天才舞踏家ピナ・バウシュの師匠として知られるクルト・ヨースが振付を手がけた不朽の名作「緑のテーブル」は、“緑のテーブル”が置かれた架空の国の国際会議を舞台に、戦争について話し合う身勝手な指導者たちの衝突と、戦争を利用する者の暗躍、そしてそれに振り回される兵士やその家族の葛藤を描く風刺劇。シンプルなステージながら、2台のピアノによる迫力の生演奏と、細部までこだわり抜いた構成が見どころだ。
1979年にクルト・ヨースがこの世を去って以来、アンナ・マーカードによって語り継がれてきた本作だが、上演条件が非常に厳しいことでも知られ、世界中で名作と評されながらも、その上演回数は決して多くない。スターダンサーズ・バレエ団も、戦後70年を迎えた2015年に開催を目指していたものの条件が折り合わず、ようやく今回の再演実現にこぎつけたという。
【開催概要】
スターダンサーズ・バレエ団 公演「緑のテーブル」
公演日:2019年3月30日(土)