2019年1月18日 10:00
プラダ 2019年プレフォール ウィメンズコレクション、女性らしさを引き立てるゴシックスタイル
プラダ(PRADA) 2019年プレフォール ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで開催された。
“ロマンティック ポップビジョン”をテーマに
メンズとの合同ショーとなった今季。テーマに掲げられたのは、19世紀のロマン主義から着想を得た“ロマンティック ポップビジョン”だ。当時の社会運動の背景にあった、人々の苦悩や不安から、デザイナーのミウッチャ・プラダは、社会に馴染むことが出来ない“フランケンシュタイン”のような人物像を思い浮かべた。
一般に“ロマンティック”という言葉から連想する甘美な情景とは相反する、ゴシックなムードのウィメンズコレクションが展開された。
ドレス×無骨なソールのフットウェア
ファーストルックは、ゴシックを象徴するブラックで統一したドレス群から。胸元が大きく空いたセンシュアルなドレスに組み合されたのは、ゴツゴツとした無骨なソールが印象的なスニーカーだ。マウンテンレースで使用される“バイクのタイヤ”から着想を得たというこのシューズは、コレクション全体を通してモデルの足もとを飾るもの。
女性らしいドレススタイルにも、確かなエッジをきかせている。
ロマン主義をイメージしたグラフィック
メンズ同様、コレクションに彩りを与えたのは、ロマン主義をイメージしたカトゥーン風のグラフィックである。