2019年1月29日 17:40
メゾン キツネ 2019年秋冬ウィメンズコレクション、ジェンダーレスなムード漂う“新生キツネ”
メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ) 2019年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリでプレゼンテーション形式で発表された。
ユニ・アンによる“新生キツネ”誕生
韓国出身のユニ・アンが手掛ける、キツネのファーストコレクション“HOUSE KITSUNE”が登場。ルーズなシルエットに、装飾の少ないミニマルなデザイン。そしてストリートスタイルに偏在するジェンダーレスなワードローブを意識したという、“新生キツネ”スタイルが披露された。
オーバーサイズを主流に
ロングコートやダウン、ブルゾンといったアウター類は、ボーイフレンドから借りてきた洋服を纏っているかのようなビッグサイズが主流。合わせられるボトムスは、ゆったりとしたワイドパンツやテパードパンツ、膝下まで伸びるスカートなど。女性のラインを必要以上に強調しないワードローブはどれも、着心地の良さそうなリラックスしたムードが漂う。
ベーシックな色合い×エネルギッシュな差し色
カラーもまたジェンダーレスな空気を纏う要素の1つ。
ベージュやブラック、カーキー、キャメルなど、ベーシックな色合いでスタイリングが構成されている。その分、そこへ差し色として採用されたレッドやイエロー、ピンクといったカラーパレットは、ミニマルなスタイリングの中に、若々しいエネルギッシュな空気をプラスしてくれる。