2019年2月24日 19:55
ボッテガ・ヴェネタ 2019年秋ウィメンズコレクション - ダニエル・リーによる初のランウェイショー
ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の2019年秋ウィメンズコレクションが、2019年2月22日(金)、イタリア・ミラノで発表された。メンズとの合同ショーである。セリーヌ(CELINE)などで経験を積み、2018年6月に新クリエイティブ・ディレクターに就任したダニエル・リーが手掛ける初のランウェイショーだ。
ダニエル・リーによる初のファッションショー
緑豊かな木々と芝生が広がるセンピオーネ公園に現れた特設会場は、ドーム状の透明なビニールに覆われており、アイコニックなイントレチャートを施した椅子が並べられていた。
ブランドアイコンをモダンに進化
展示会・ルック形式で発表した2019年プレフォールコレクションでは、メイド・イン・イタリアであること、イントレチャートやノット(結び目)といったボッテガ・ヴェネタのアイコンを使用することなど、これまでの長い歴史の中で大切にしていたベースは変えず、新生ボッテガ・ヴェネタを築くことを目指したダニエル・リー。今季もそのクリエーションの姿勢は変わらないが、よりコンテンポラリーなムードが加速しているようだ。
スクエア型のキルティング加工を施した光沢感のあるスカートや、四角いパーツを繋ぎ合わせているようにも見えるレザーのロングコートなど、イントレチャートを再解釈したかのようなピースが揃う。