現代水墨画家・山岸千穂の個展「前へ」銀座で、勇ましい獅子を描いた大型屏風作品など
現代水墨画家・山岸千穂の個展「前へ」が、東京・銀座のギャラリー無門にて開催される。会期は2019年3月28日(木)から4月27日(土)まで。
山岸千穂は、幼少期より自然と筆に親しみ、書の道で研鑽を積んだ、現代水墨画家。美術史家の山下裕二は「素晴らしい筆の技術は大人になってから習って身に付くものではなく幼少のころから慣れ親しまないと習得できない」とした上で、彼女のことを「筆ネイティブ」と評している。
約2年半ぶりの個展では、「筆ネイティブ」と称される高い水墨画の技術と、若干30歳という瑞々しい感性を融合させた水墨画作品を展示。勇ましい獅子を力強く描いた「東風」や、墨の濃淡や滲み、かすれを自由自在に操り、大胆な構図で仕上げた「刃」など代表的な大型屏風作品や、新作を展開する予定だ。
【詳細】
山岸千穂 個展「前へ」
会期:2019年3月28日(木)~4月27日(土)
営業日時:火~土 11:00~19:00 ※日・月、展示替えの期間は休業。
場所:ギャラリー無門(Gallery MUMON)
住所:東京都中央区銀座4-13-3
TEL:03-6226-2555