くらし情報『マラミュート 2019-20年秋冬コレクション - 変化する“風景”に人の個性は揺さぶられるのか』

マラミュート 2019-20年秋冬コレクション - 変化する“風景”に人の個性は揺さぶられるのか

マラミュート 2019-20年秋冬コレクション - 変化する“風景”に人の個性は揺さぶられるのか

マラミュート(malamute)は、2019-20年秋冬コレクションを、2019年3月19日(火)に渋谷ヒカリエで発表した。

「風景」と「個性」
デザイナー・小高真理が日に日に移り変わる渋谷駅を歩いているうちに考え付いた、「ランドスケープ」が今季のテーマ。自然と人工的な物が発展を繰り返し、作られていく風景の特性を考えることは、人間の個性を考えることに似ている、とふと思い至ったという。

加えて、SFスリラー映画『ガタカ』に描かれていた、遺伝子操作によって管理されたディストピアや、ジム・ジャームッシュの映画『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』に登場する、何千年もの時を超え、ありとあらゆる時代の好きな物に囲まれながら、書物もiPhoneも自分のものにして生きるヴァンパイアもインスピレーション源に。

人の個性は遺伝子によって決まるのか、はたまた環境で作られるのか。時系列を超えて、過去の情報を取りに行けるネット社会の中で何を選び取っていくのか。「風景」から思い巡らせた壮大な問いを、そのままコレクションに投影した。

形や概念にとらわれない自由な発想
登場したウェアはスーツからジャージまで様々。

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