2019年3月23日 17:35
ジョウタロウ サイトウ 2019年秋冬コレクション - 着物はもっと自由で、格好良い
ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)の2019-20年秋冬コレクションが、2019年3月20日(水)に発表された。ランウェイには俳優の早乙女太一、敦士も登場した。
テーマは「邪魔しないで。」
今シーズンのテーマは「邪魔しないで。(UNOBSTRUCTIVE)」。キモノはもっと自由で、格好良い。人々の着物に対する固定観念にモノ申す、渾身の42ルックを披露した。
グラフィカルな模様で伝統着をモダンに
伝統的な着物を自由に楽しむために取り入れられたのは、グラフィカルなパターン。ダイナミックで鮮やかな模様は、ジョウタロウ サイトウが得意とするものであるが、その存在はよりモダンなムードを増しているように感じられる。
たとえば丸、三角、四角で構成された格子柄は、今季の特徴的なパターンの1つ。時にはローズとブルーの美しいグラデーションと共に、時にはクラシカルな花柄と組み合わされ、着物の上で表現される。
その他にもウォールペイントのようにカラフルな模様や、ワイルドなアニマル柄、鏡面を思わせるパターンなどが採用され、クールでアヴァンギャルドな雰囲気を醸し出していた。
無骨なデニムを上品に楽しむ
着物の素材としては珍しい、デニムを起用したピースも目を惹く。