2019年4月1日 19:05
英国ロイヤル・オペラが5年振りに東京・横浜に来日、傑作「ファウスト」「オテロ」を上演
世界5大歌劇場の1つ、英国ロイヤル・オペラが来日。2019年9月12日(木)から23日(月・祝)の期間、東京文化会館および神奈川県民ホールにて全8公演を上演する。
ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ロンドンの英国ロイヤル・オペラが世界5大歌劇場と称されている。その中でも現在最も勢いがあると言われているのが、今回4年振りの来日を果たす英国ロイヤル・オペラだ。
英国ロイヤル・オペラは、他の歌劇場が自国の作曲家の作品に重点を置くのに対し、“演劇の国”の劇場文化に根ざし、イタリア、ドイツ、フランス、ロシアなど、各国の作品をレパートリーとしている点が特徴の歌劇場。現在は、現代最高峰の指揮者と名高い、アントニオ・パッパーノ音楽監督の元、壮大なステージを創り上げている。
今回の来日公演で上演される演目は、フランスの作曲家・グノーがドイツの文豪・ゲーテの戯曲をもとに作った代表作「ファウスト」と、歌劇王ヴェルディ晩年の大傑作「オテロ」の2つ。
「ファウスト」は、悪魔メフィストフェレスと取引して若さを手に入れた老学者ファウストと、無垢な娘マルグリートとの“ひとときの恋”を描いた悲劇。