くらし情報『「ゴッホ展」東京&兵庫で開催 - ゴッホ独自の作風に導いたハーグ派&印象派との出会い』

2019年4月15日 13:45

「ゴッホ展」東京&兵庫で開催 - ゴッホ独自の作風に導いたハーグ派&印象派との出会い

「ゴッホ展」東京&兵庫で開催 - ゴッホ独自の作風に導いたハーグ派&印象派との出会い

「ゴッホ展」が、上野の森美術館で2019年10月11日(金)から2020年1月13日(月・祝)まで、兵庫県立美術館で2020年1月25日(土)から2020年3月29日(日)まで開催される。

ポスト印象派の代表画家、フィンセント・ファン・ゴッホ
大胆な色彩と渦巻くような激しい筆遣いで描く独自の作風で、ポスト印象派の代表画家として知られるフィンセント・ファン・ゴッホ。今なお世界中で愛され、多くの人に知られる画家ではあるが、実は37年という短い生涯のうち、画家として活躍したのはわずか10年ほどだったという。そして、私たちが知る代表作は、そのほとんどが晩年のわずか数年間で描かれたものだ。

ゴッホが画家を志したのは27歳の頃。当初はオランダで「ハーグ派」と交流しながら、暗い色彩で農村風景や静物などを描いていたという。目にした風景や事象をデッサンし、それをもとに抒情的な光景を描いた「ハーグ派」の作風に惹かれて、彼の画家としての礎は築かれた。その後、弟テオの勧めで移り住んだパリで「印象派」の鮮やかな色遣いに心奪われたゴッホは、色彩の魅力に出会い、さらに独自の作風を確立させていく。


ゴッホの作風の裏にある「ハーグ派」

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