くらし情報『“妖怪とヒト”の関係を探る企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」川崎市市民ミュージアムで』

2019年5月16日 10:00

“妖怪とヒト”の関係を探る企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」川崎市市民ミュージアムで

“妖怪とヒト”の関係を探る企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」川崎市市民ミュージアムで

企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」が、川崎市市民ミュージアムにて開催。期間は、2019年7月6日(土)から9月23日(月・祝)まで。

“妖怪”から“ヒト”へ、恐怖の対象の変遷を追う企画展
古代から人々に恐れられてきた“妖怪”。長く人智を超えた存在として認識されていた彼らは、様々な作品を通して、時に身の毛もよだつような姿で、そして時にユーモアを交えて表現されてきた。しかし時代を重ね、科学技術が発達した近代を迎えると、そんな妖怪以上に恐ろしい存在として注目されたのが、私利私欲にまみれた“人間”たちの姿なのである。

企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」では、近世から近代にかけて人々が抱いた恐怖や畏怖の対象が、妖怪から人間、すなわちファンタジー<異界>からリアル<現実>へと変遷する様子にフォーカス。その2つの存在の“境界線”についても探っていく。

約100作品が会場に!
第3章の展示構成となる会場には、同ミュージアム所蔵の約100作品が集結。
鳥山石燕による『画図百鬼夜行』の刊行によって、妖怪の姿が人々に定着していった江戸時代の作品から、日清・日露戦争関連の戦争錦絵を中心に、人間の恐ろしさが強調された近代の作品までが展示される。

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