「見たことがないブリューゲル」六本木ヒルズで限定イベント、日本初スーパー解像度映像で名作細部まで公開
六本木ヒルズにて、ブリューゲル没後450周年記念イベント「見たことがないブリューゲル~巨大3スクリーンによる映像の奇跡~」を開催。期間は、2019年9月10日(火)から9月16日(月・祝)まで。
巨大スクリーンの映像空間で名作のドラマに迫る
本イベントでは、日本初公開となる巨大スクリーン3画面を使用した映像空間で、ブリューゲルの有名な3作品のモチーフに秘められたドラマを紹介する。
今回上映されるのは、《反逆天使の転落》《ネーデルラントの諺》《洗礼者聖ヨハネの説教》の3つ。これらは、ブリューゲルが好んだ“群衆構図”を用いており、画面の至る所に建物や人、家畜、怪物などが描かれているため、肉眼で詳細に観察することは困難だ。
しかし、高解像度(ギガピクセル)の映像内であれば、群衆1人1人の性格や感情、持ち物の深い意味、怪物尽くしの着想源など、作品の細部まで迫ることが可能になる。“見たことがない”新次元のブリューゲルを発見する、またとないチャンスだろう。
上映される3作品を紹介「反逆天使の転落」
《反逆天使の転落》は、新約聖書に基づき、“大天使ミカエルとその天使軍団が、神に逆らう堕天使たちを全滅させる”という様子を描く。