2019年9月1日 14:25
展覧会「バンクシーって誰?展」東京・大阪ほかで開催、匿名アーティストの軌跡を辿る
展覧会「バンクシーって誰?展」が、東京の寺田倉庫 G1ビルにて、2021年8月21日(土)から12月5日(日)まで開催される。その後、名古屋、大阪、郡山に巡回する。
バンクシーの軌跡を辿る日本初の展覧会
「バンクシーって誰?展」は、匿名のストリートアーティスト・バンクシーの軌跡を辿る展覧会だ。まるで“映画のセット”のような会場では、バンクシー自身がプライベートコレクターに譲った珠玉のステンシルアート作品を展示。作品を“見る”だけでなく、バンクシーの活動を“感じる”ことができる構成となる。
バンクシーとは?
バンクシーは、ゲリラ的に街中の壁に描かれる政治色の強いストリートアートと、その社会風刺の効いた作風で人気を博しているイギリス拠点の匿名アーティストだ。なかでも、メトロポリタン美術館や大英博物館など、各国の有名美術館に作品を無断展示したパフォーマンスは有名で、大英博物館では紆余曲折の後、その作品が正式なコレクションに加わっている。
2010年には初の監督作品として皮肉に満ちたドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を公開、2015年には某テーマパークのパロディである“ディストピア”テーマパーク「ディズマランド」