セリーヌ 2020年春夏ウィメンズコレクション - 進化するブルジョワスタイル
セリーヌ(CELINE)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月27日(金)、フランス・パリで発表された。
エディ流ブルジョワスタイルを継続
3シーズン目を迎えたエディ・スリマン率いるセリーヌ。デビューコレクションと前回のセカンドシーズンでがらりと印象が変わっただけに、今回エディがどんなクリエーションを見せるのか、期待に胸を膨らませたファンも多かったのではないか。
フタを開けてみると、今シーズンも、セリーヌの伝統を紐解きつつ、70年代を意識したブルジョワスタイルを提案した2019年秋冬コレクションのムードを踏襲。ロマンティックなギャザードレスには、アイコニックなティアドロップのサングラスを合わせてエッジィに。ボウタイブラウスやフリルカラーのブラウスは、ブラックのレザージャケットに差し込むことで甘さを押さるなどエディらしいクラシックスタイルに仕上げている。
“リゾート風”フレンチシックを創造
春夏シーズンのために創り上げたこのコレクションは、ブリジット・バルドーやジェーン・バーキンなど60-70年代におけるフレンチシックのアイコニックなスタイルをベースに、“もし彼女たちが、フランスのリゾート地サントロペに遊びに行ったら?”といったアイデアがもとになっている。