2019年10月3日 06:55
ジバンシィ 2020年春夏ウィメンズコレクション - 自然と都市の対比に見る美
ジバンシィ(Givenchy)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月29日(日)、フランス・パリで発表された。テーマは「NY PARIS 1993」。
“自然”と“都市”の対比
今シーズンのジバンシィを紐解くカギとなるのは、90年代のニューヨークを彷彿とさせるデニムスタイルと、ノルタルジックなパリの花柄をイメージしたフラワーモチーフのピース。アーティスティック・ディレクターのクレア・ワイト・ケラーは、“都市”のエネルギーから生み出されたデニムと、“自然”からインスピレーションを得た花柄をコレクションの中に共存させることで、2つの要素のコントラストから生まれる美しさを表現した。
90年代ニューヨークを彷彿とさせるデニムルック
デニム地のボトムスは、膝が露になったクラッシュジーンズや、左足だけブリーチを施したようなショートパンツ、太ももに切り込みを入れたクロップドパンツ、リメイク風のロングスカートなど。ボトムス以外にも、左右で濃淡の異なるデニム生地を採用したロングアウターを投入している。
ノスタルジックなパリの花柄
情熱的な花柄は、裾に向かって緩やかに広がっていくボリューミーなロングドレスや、オフショルダーのブラウスなど、フェミニンなアイテムにプリント。