2019年10月18日 17:35
ボディソング 2020年春夏コレクション - 破壊的テクニックに生まれた協和音と不協和音
さらにバックには、まるで燕尾のようにナイロン素材のファブリックが顔を出している。
雑多なディテールもまた、“破壊的な服”を思わせ、デニムパンツは、前後で切り替えて、敢えて丁寧につなぎ合わせることをしていない。アウターの袖はジッパーで取り外せる仕組みで、そのジッパーを開けて着こなすのも今季のコンセプチュアルな部分に通じている。
垣根のない服で楽しむファッション
ワークウェアを基軸にしながらも、時折見せるアイビーやフォーマルのアイテムは、垣根のない服を象徴するスタイリング。それは、体全体でファッションというひとつのメロディーを奏でていく姿勢だ。破壊的かつ構築的なテクニックを繰り返して“美しい旋律”へと変化させていく。
爽やかなイージーパンツはウエストゴムで着用感も◎ 今週の気になるモノ5選