2019年10月21日 16:35
ミキオサカベ 2020春夏コレクション - “スニーカー”を主役にしたコーディネート
ミキオサカベ(MIKIO SAKABE) 2020春夏コレクションが、2019年10月18日(金)高田馬場・ゲーセンミカドで開催された。
レトロな雰囲気漂うゲームセンターを舞台に
久しぶりのショー開催となるミキオサカベが、会場に選んだのは高田馬場駅から徒歩五分圏内に位置するゲームセンター。ひっそりと佇む店舗に一歩足を踏み入れると、そこには昭和の空気漂うレトロなゲーム機がずらりと並んでいる。懐かしさ溢れるその空間には、ショーを一目見ようと駆け付けたファッショニスタたちでひしめき合う、なんとも不思議な光景が広がっていた。
“シューズ”が主役
ショーの合図と共に、その古びたゲームセンターは、たちまちランウェイへと姿を変えた。「今季はシューズを主役にした」とデザイナーの坂部三樹郎が語るように、まず観客たちの目に飛び込んでくるのは、超厚底ソールのスニーカーやスポーツサンダル。クリア素材で仕上げたソールは、落ち着いたトーンのアッパーとは異なる、ピンクやブルーといったブライトカラーを採用したことで、よりその存在感が引き立てられている。
淡いトーンで染まったコレクション
視線を足元から上へとずらしてみる。