特別展「江戸ものづくり列伝」江戸東京博物館で - 5人の名工に焦点、甲冑や蒔絵ほか日本初公開作品も
第4章で登場する、尾形乾山の陶法を受け継ぎ、軍艦の建造をも担当した鬼才の陶工・三浦乾也の作品も見もの。また、同章では、展示作品と絡めながら隅田川流域で栄えたやきものと陶工の足跡を辿り、江戸東京の窯業の姿を紹介する。
ベニス東洋美術館所蔵「バルディコレクション」日本初公開
さらに注目となるのが、日本初公開となる、ベニス東洋美術館所蔵の「バルディコレクション」。1889年に日本を訪れたヨーロッパ貴族・バルディ伯爵が収集した膨大なコレクションの中から、江戸から明治の工芸品を選び公開する。
刀剣や婚礼道具など名品が続々
その他も、江戸東京博物館の収蔵品を中心に、武士の都・江戸を作り支えた職人たちの作品が続々登場。大工関係資料や、刀剣・婚礼道具など幕府御用職人が手掛けた名品の数々を見ることが可能だ。
【詳細】
江戸ものづくり列伝 -ニッポンの美は職人の技と心に宿る-
会期:2020年2月8日(土)~4月5日(日) 会期中一部展示品の入れ替えあり
※3月31日(火)までは展覧会を休止。
時間:9:30~17:30(土曜日は19:30まで、最終入館は閉館の30分前まで)
会場:東京都江戸東京博物館 1階 特別展示室
住所:東京都墨田区横網1-4-1
観覧料:
・特別展専用券
一般 1,100円(880円)