くらし情報『映画『レ・ミゼラブル』ユーゴー名作の舞台となった街の“いま”、抑圧された弱者の“悲惨”を描く』

映画『レ・ミゼラブル』ユーゴー名作の舞台となった街の“いま”、抑圧された弱者の“悲惨”を描く

映画『レ・ミゼラブル』ユーゴー名作の舞台となった街の“いま”、抑圧された弱者の“悲惨”を描く

映画『レ・ミゼラブル』が、2020年2月28日(金)より、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラスト シネマ有楽町ほかにて全国で公開される。

“ミゼラブル”なこの現代を描く
世界各地で起こる、デモや暴動。引き金となるのは、権力に抑圧される人びとが抱く、政治や社会への不満だ。映画『レ・ミゼラブル』では、現代が抱えるそうした病巣、“ミゼラブル(悲惨)”な世界の縮図が描きだされる。

舞台は、パリ郊外に位置するモンフェルメイユ。ヴィクトル・ユーゴーの小説『レ・ミゼラブル』で知られるこの街は、いまや移⺠や低所得者が住まい、悲しみや怒り、そして暴力に満ちる危険な犯罪地域と化していた。

犯罪防止班に配属された新人警官ステファンは、仲間とともに街をパトロールをするうちに、いくつかのグループが緊迫した関係にあることを見てとる。そんなある日、1人の少年イッサが引き起こした些細な出来事が、大きな騒動へと発展。
事件を解決しようと奮闘するステファンたちだが、事態は取り返しのつかない方向へ......。

モンフェルメイユに生まれ育つラジ・リが監督・脚本
監督と脚本を務めたのは、映画の舞台であるモンフェルメイユで生まれ育ち、いまもそこに暮らす、ラジ・リだ。

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