2019年12月14日 11:30
品川・建築倉庫ミュージアム「クラシックホテル展」全11の歴史あるホテルを図面や写真、実物家具で紹介
建築倉庫ミュージアムの企画展「クラシックホテル展 -開かれ進化する伝統とその先-」が、2020年2月8日(土)から8月23日(日)まで開催される。
日本を代表する11の“クラシックホテル”に焦点
東京オリンピックに向けた訪日観光客の増加を見込み、新たなホテルの建設ラッシュが続く一方で、明治期の近代産業発展とともに黎明期を迎え、100年の時を越えた今もなお現役で活躍する“クラシックホテル”。開国したばかりの日本において外交の場としても重宝されたほか、その後も時代のニーズに応じて様々な文化的な役割を果たすと共に、今日の日本のサービスの礎を築いたといえる。
本展では、開国期である1870年代から現在にいたるまで、今もなお進化し続けている全11のクラシックホテルに焦点。日光金谷ホテルや東京ステーションホテル、京都ホテルオークラといった歴史あるクラシックホテルの変遷とこれからを、各ホテルに残る建築図面や写真といった貴重な資料の数々と共に紹介する。
創業者の強い想いが反映された建築空間
クラシックホテルのデザイン的な特徴の一つとして挙げられるのが、建築そのものや室内装飾など、随所に創業者の込めた想いが色濃く反映されているという点。