2020年1月20日 10:50
銀座メゾンエルメス フォーラムで展覧会「コズミック・ガーデン」青のグラデーションで表現する宇宙の時空
エルメス(HERMÈS)は、展覧会『「コズミック・ガーデン」サンドラ・シント展』を、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催。臨時休業していたが、2020年6月4日(木)から再開し、7月31日(金)まで開催する。
サンドラ・シントは、ブラジル・サンパウロを拠点に活動するアーティスト。星や結晶、波などをモチーフにしたドローイングをメインに、1990年代初頭よりアメリカ、ブラジル、スペインを中心とする各国で個展を開催してきた。日本では、豊田市美術館や、青森公立大学国際芸術センター青森での滞在制作に参加している。
シントにとってドローイングは、体験や夢を共有する方法でありながら、時間と向き合うことや、瞑想・休息を意味する。シントが手掛ける白や銀の細い線で緻密に描き込まれた荒れ狂う海や天空は、自然の力による破壊や暴力そのものを表すのではなく、そういった状況に直面した時に人間が感情と向き合う時間を問いかけるものである。
今回開催される「コズミック・ガーデン」は、宇宙を連想させる青のグラデーションを用い、生命の流動や宇宙の時空を表現した作品で構成するインスタレーション。
細かな線で描かれる連続したアートを体感し、深い宇宙に入り込む没入感を味わってみては。