くらし情報『ジル サンダー 2020-21年秋冬コレクション - ピュアな美しさの探求』

2020年2月23日 07:30

ジル サンダー 2020-21年秋冬コレクション - ピュアな美しさの探求

ジル サンダー 2020-21年秋冬コレクション - ピュアな美しさの探求

ジル サンダー(JIL SANDER)の2020-21年秋冬コレクションが、2020年2月19日(水)、イタリア・ミラノで発表された。

削ぎ落されたピュアなエレガンス
ルーシー&ルーク・メイヤーが手掛けるジル サンダーは、いつも以上にミニマルなエレガンスを追求しているようだ。色彩や柄を抑え、デコラティブな装飾をそぎ落としたピースたちは、彼らが就任以来探求し続けているフェミニティとマスキュリンの対比や、シルエットや素材へのこだわりをより一層際立たせている。

端正な佇まいのロングコートは、男性的なテーラリングの要素を取り入れつつも、ウエストをマークすることで女性的な印象に。彼らのシグネチャーと言ってもよいロングドレスは、上品な光沢を纏ったテキスタイルを贅沢に用い、胸下から裾まで細やかなプリーツを入れることで、モデルが歩くたびに空気を含む可憐なシルエットに仕上げている。

素材の特性を生かしたシルエットづくり
これまでは構築的なアプローチで洋服のフォルムを作り出すことが多かった彼らだが、今季は素材の特性によって思い通りのシルエットを描き出すことも試みている。ビッグカラーのロングドレスは、適度なハリ感のあるテキスタイルをたっぷりと使い、ウエストにギャザーを入れることで裾にむかってボリュームを出した。

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