2020年2月29日 08:30
ケンゾー 2020年秋冬ウィメンズコレクション ‐ 新たなるケンゾーの幕明け
ケンゾー(KENZO) 2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリで発表された。新クリエイティブディレクター、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタによるデビューショーである。
光と希望に満ちたランウェイで
野外会場での開催を行った今季、広々とした広場には透明のビニールで作られた、トンネル型のランウェイが登場。燦々と降り注ぐ太陽がビニールを通り抜け、眩しいほどの光に満ちたランウェイで、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタによる初のコレクションが幕を開けた。
ジェンダーレスなシルエット
コレクションの最大の特徴となるのは、メンズ同様にゆったりとしたロング丈を基調としていること。膝丈まで伸びるロングニットに、地面に伝うかのようなロングコートは、いずれもモデルの体躯をすっぽりと包みこむようなオーバーサイズで、男女の性差を感じさせないジェンダーレスなデザインに仕上がっている。
機能面も重視
またそれらのワードローブは機能性も重視。つばさのように広がるパーカー、寝袋にもなるダウンジャケット、まゆのように軽くジッパーで広がるドレスなどが登場。
またアウター類も、複数のジップが施されており、アレンジ次第で形を変容させることができる。