くらし情報『特別展「国宝 燕子花図屏風─色彩の誘惑─」根津美術館で - “色彩”からみる屏風ややきもの』

2020年3月28日 15:25

特別展「国宝 燕子花図屏風─色彩の誘惑─」根津美術館で - “色彩”からみる屏風ややきもの

特別展「国宝 燕子花図屏風─色彩の誘惑─」根津美術館で - “色彩”からみる屏風ややきもの

東京・根津美術館の開館80周年記念特別展「国宝 燕子花図屏風─色彩の誘惑─」が、臨時休館に伴い、2021年4月24日(土)をもって閉幕。

色彩から探る「燕子花図屏風」
江戸時代の画家・尾形光琳の「燕子花図屏風」は、群生するカキツバタを、金箔を張り詰めた大画面に、群青と緑青という2種の絵具で描いた作品だ。これら青・緑・金の3色は、東洋美術においてはしばし組み合わせて使われ特別な伝統を持つ一方で、光琳はこの屏風のなかに江戸時代ならではの感性も反映させている。

開館80周年記念特別展特別展「国宝 燕子花図屏風─色彩の誘惑─」では、青・緑・金という“色彩”に着目。国宝である「燕子花図屏風」を中心に、青・緑・金の3色を使った中世日本の仏教絵画、金屏風や同時代の陶芸作品をあわせて展示することで、「燕子花図屏風」に新たな視点からアプローチする。

「燕子花図屏風」を展示
展示の核となるのは、「燕子花図屏風」。カキツバタという単一のモチーフと限られた色彩が引き立てるリズミカルな画面構成、そして上質な絵具が生みだす鮮やかな色彩に注目したい。

聖なる色彩としての青・緑・金
また、同じく青・緑・金が特別な色彩として用いられらた、中世日本や中国の絵画などを展示。

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