2020年3月6日 15:20
ルイ・ヴィトン 2020年秋冬ウィメンズコレクション - “時間の衝突”から生まれる新たな装い
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON) 2020年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリ市内のルーブル美術館にて発表された。
「タイムクラッシュ」をテーマに
歴史深い名作の数々からモダンアートまでを所蔵する、世界最大級の美術館を舞台にした今シーズン。ニコラ・ジェスキエール率いるルイ・ヴィトンが掲げたテーマは、まさしくこの場所に相応しい「タイムクラッシュ(時間の衝突)」だ。
ファッションの歴史を軸にアイディアを膨らませた二コラは、もしこの瞬間に、これまでの時代を育んできたファッションが一度に集結したら…?と想いを馳せた。きっとそこには、予想外な組み合わせと共に、本来の役割を覆すほどの“衝突”も存在するはず。旧来のものへの回帰によって、新たなものを生み出す二コラのコレクションが幕を開ける。
スポーツミックスを自由にアレンジ
ショーの序盤に登場したのは、アクティブなスポーツウェアとのミックススタイル。鮮やかな色彩をのせたフード付きジャケットやベストは、クラシカルな細身のテラードパンツや、フリル付きスカートとドッキング。
またマニッシュなボーダー柄のスーツとのレイヤードスタイルなど、自由な精神で、様々なテイストの衣服がコレクションの中で交わっていく。