くらし情報『企画展「いちからわかる円山応挙と長沢芦雪」嵯峨嵐山文華館で、孔雀や仔犬の日本画など44点』

企画展「いちからわかる円山応挙と長沢芦雪」嵯峨嵐山文華館で、孔雀や仔犬の日本画など44点

企画展「いちからわかる円山応挙と長沢芦雪」嵯峨嵐山文華館で、孔雀や仔犬の日本画など44点

企画展「いちからわかる円山応挙と長沢芦雪」が、京都の嵯峨嵐山文華館にて、2020年5月23日(土)から7月13日(月)まで開催される。

18世紀京都の画家・円山応挙と長沢芦雪にフォーカス
18世紀の京都では、近年人気を集める伊藤若冲を筆頭に、数多くの画家が活躍した。その1人が円山応挙だ。応挙は「写生」に重きを置いた絵画で評価を高めたのち、現実には存在しない龍や、見たこともない中国の風景や人物などを描くこととなる。

一方、応挙の弟子である⻑沢芦雪は、師とは異なる独自の作風を追求。本物よりも大きなサイズで⻁を描いた「⻁図襖」や、わずか3cm四方の紙に多数の高僧“羅漢”を描きこんだ「五百羅漢図」など、個性的な作品を数多く残した。

“孔雀”や“虎”などの作品を比較
「いちからわかる円山応挙と長沢芦雪」では、円山応挙と長沢芦雪の作品44点を展示。色鮮やかな牡丹と孔雀を描いた「牡丹孔雀図」や「虎図」など、題材を同じくする作品を並べることで、2人の画風の共通点や相違、作風の変化や魅力に迫る。


初公開作品32点も
また、円山応挙の「仔犬図」や⻑沢芦雪の「絵変わり図押絵貼屏風」をはじめ、今回が初公開となる32点の作品も公開。

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