映画『リトル・ミス・サンシャイン』初のデジタル素材で特別公開、“でこぼこ家族”が再びスクリーンに
映画『リトル・ミス・サンシャイン』が劇場で再上映。2020年7月10日(金)より、新宿ピカデリーほかにて、全国順次公開される。なお今回は、劇場公開用にデジタル素材を制作した、本作初のデジタル上映となる。
ロードムービーの名作!“あの家族”が劇場に戻ってくる
映画『リトル・ミス・サンシャイン』は、第79回アカデミー賞の脚本賞と助演男優賞を受賞した名作ロードムービー。米大手映画会社フォックス・サーチライトが当時の史上最高額で劇場配給権を取得するなど、あの頃の映画業界のインディ作品としては異例な記録を生み出した人気作品だ。
“でこぼこファミリー”の道中を描く
物語は、7歳の“ぽっちゃり”少女オリーブが「美少女コンテスト」に出場するまでの長い道中をメインに進行。オリーブと共にミニバスにのるのは、自己啓発プログラムで頭がいっぱいの父、ドラッグ中毒の祖父、自殺未遂を犯したゲイの叔父、哲学者のニーチェを信仰し口を全くきかなくなった兄、そんな“くせもの”達を必死にまとめようとする母…といった、崩壊寸前のでこぼこファミリーだ。
笑って泣ける、家族の物語
そんな彼らの長い長い旅路は、まさに至難の連続。