くらし情報『東京都現代美術館「MOTアニュアル2020 透明な力たち」展、自然・社会に働く“不可視の力”を再構築』

東京都現代美術館「MOTアニュアル2020 透明な力たち」展、自然・社会に働く“不可視の力”を再構築

東京都現代美術館「MOTアニュアル2020 透明な力たち」展、自然・社会に働く“不可視の力”を再構築

企画展「MOTアニュアル2020透明な力たち」が、清澄白河の東京都現代美術館にて、2020年11月14日(土)から2021年2月14日(日)まで開催される。

不可視の力を“見る”
わたしたちの身の回りには、この世界を成り立たせているものの目には見えない、幾多の“透明な力”が作用している。自然の中では、物にはたらく重力や磁力、生物の性質や行動を決めるミクロなDNAがその例である。また、社会を形成・規定する規範や仕組み、その背後にある思想や感情もまた、目に見えないもののわたしたちの日常を成立させるうえで不可欠の力を及ぼしている。

5人の現代作家を紹介
若手作家の作品を中心に、現代美術の一側面に光をあてるグループ展「MOTアニュアル」。その16回目となる本展では、自然や社会の中で人や物を動かす“不可視の力”に着目するアーティスト5組を紹介する。

多彩な表現で“透明な力”を再構築
本展では、電球といった日用品に磁力などの物理的な力を加えるキネティックな作品や、切手や博物辞典などを素材にコラージュのインスタレーションを手がける片岡純也+岩竹理恵、そしてDNAのミクロな世界から自然のマクロな現象まで、その美しさを可視化する清水陽子のほか、Goh Uozumi、中島佑太、久保ガエタンが参加。

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