写真家ロベール・ドアノー“パリの音楽”がテーマの展覧会、Bunkamura ザ・ミュージアムで
展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて、2021年2月5日(金)から3月31日(水)まで開催される。
ドアノー作品に流れる“音楽”
20世紀のパリを舞台に、数多くの傑作を生み出した写真家、ロベール・ドアノー。『ヴォーグ』誌や『ライフ』誌でファッション写真などの作品を発表して注目を集めたドアノーは、とりわけパリの庶民の日常を捉えた写真で名を馳せた。
そうしたドアノーの写真は、いわば音楽的な感覚を特徴としている。1枚の肖像写真や風景写真に捉えられた軽やかな動きは言わずもがな、撮影する場所や被写体、時代が変わろうとも、それらすべてが音楽の流れを生み出すかのような効果を生むのだ。
約200点の作品で巡る“パリの音楽散歩”
展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」は、ドアノー作品における“音楽”に着目。パリの街中に溢れるシャンソンやジャズといったさまざまな音楽の情景を題材に、1930年代から90年代にかけて撮影された写真作品約200点を8章のテーマに分けて展示する。
パリの街角にあふれる音楽
本展は、パリの街角にあふれる音楽と、パリの芸術シーンを彩ったアーティストたちの写真を中心に構成。