ロエベ 2021年春夏ウィメンズコレクション、ファッションのファンタジーへエスケープ
ロエベ(LOEWE)は、2021年春夏ウィメンズコレクションをパリ・ファッションウィークにて、オンライン形式で発表した。
ファッションのアート性を探求
クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンは、今季のクリエーションにあたり、ファッションのアート性を存分に探求。過去、現在、未来といった全ての時間軸を取りこぼすことなくコレクションの中で表現するために、現実とは対極にあるファンタジーなデザインを採用した。
ファッションの世界へ現実逃避
ファッションにおけるファンタジーとは、ファッションによって全く別の存在へとトランスフォームすることができる、別の世界へエスケープすることができるという“現実逃避”の可能性を指し示している。誇張された立体的なフォルムは着る人に自信をもたらし、身体そのものを変容。プレイフルなウォール・ペーパープリント、細かく施された花の装飾、贅沢に配されたフリルやギャザーといったデザインは、ファッションの喜びや楽しさで着る人を包み込む。
コルセットの骨組みからアイディアを得て、別のパーツへと適用することで柔らかさとユニークなフォルムの形状維持を同時に実現させた。