くらし情報『映画『天国にちがいない』エリア・スレイマン監督が描く故郷パレスチナの愛と苦悩、カンヌ映画祭W受賞』

2020年11月1日 12:40

映画『天国にちがいない』エリア・スレイマン監督が描く故郷パレスチナの愛と苦悩、カンヌ映画祭W受賞

映画『天国にちがいない』エリア・スレイマン監督が描く故郷パレスチナの愛と苦悩、カンヌ映画祭W受賞

映画『天国にちがいない』が、2021年1月29日(金)より全国公開。監督はエリア・スレイマン。

19年カンヌ国際映画祭W受賞!名匠エリア・スレイマン10年ぶりの新作
エリア・スレイマンは、イスラエル領ナザレ出身のパレスチナ人監督。2002年公開の映画『D.I』では、独特なユーモアと豊かなイマジネーションで世界に衝撃を与え、“現代のチャップリン”と評された名匠だ。

エリア・スレイマンにとって実に10年ぶりの新作となる『天国にちがいない』は、監督としてだけでなく出演も果たした意欲作。故郷・パレスチナへの愛と苦悩、そして世界の混迷と人間の愛おしさを、軽やかな映像美で描いている。なお本作は、2019年カンヌ国際映画祭において特別賞と国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)をダブルで受賞した。

ストーリー
新作の企画を売り込むため、故郷ナザレからパリ、ニューヨークへと旅に出たエリア・スレイマン監督。
パリでは美しい景観に見惚れる一方、街を走る戦車、炊き出しに並ぶ大勢の人、救護されるホームレスを、ニューヨークでは、街で銃を持つ市民、上空を旋回するヘリコプター、セントラルパークで警官に追われ逃げ回る裸の天使を目の当たりにする。

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