ディーター・ラムスの展覧会が伊勢丹新宿店で、藤原ヒロシ「フラグメント」×ブラウンの時計も発売

ディーター・ラムスの作品を展示・販売するイベント「LESS BUT BETTER ディーター・ラムス：ブラウンとヴィツゥの世界」が、2020年12月3日(木)から2021年1月11日(月・祝)まで、伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペースにて開催される。

工業デザイン界の巨匠ディーター・ラムス
ディーター・ラムスは、1950年代からブラウン(BRAUN)やヴィツゥ(VITSOE)のデザイナーとして活躍した工業デザイン界の巨匠。ラムスが唱えた“LESS BUT BETTER(より少なく、しかしより良く)”の精神や、彼の残した功績は、今もなお多くのデザイナーに影響を与えている。

貴重なヴィンテージ品を展示
会場は1955年のデュッセルドルフ無線機器見本市で使用された画期的な展示手法「D55展示スタンド」からインスピレーションを得たデザイン。会場内では、ディーター・ラムスが1950年から60年代に手掛けたブラウンとヴィツゥのデザインに焦点を当て、オーディオプレイヤーやソファ、サイドテーブルなどの貴重なヴィンテージアイテムが展示される。

ラムスはこの時期、シェルビングシステム、家具、オーディオ、ヴィジュアル機器、キッチン用品など多岐にわたる商品カテゴリーをデザインしているが、全てにおいて同じメソッド、デザイン原理、美学を応用しているため、会場内にも規律と統一性のある世界観が創造されている。