2020年12月6日 17:00
映画『TOVE/トーベ』“ムーミン”の原作者 トーベ・ヤンソンの半生を描く&作品誕生秘話も
「ムーミン」の原作者 トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』が、2021年10月1日(金)に公開される。
原作者トーベの半生を、「ムーミン」誕生秘話と共に描く
フィンランドの作家トーべ・ヤンソンが生んだ「ムーミン」は、文学・コミック・舞台劇・アニメーションなど、多彩なジャンルを通して世界中で愛され続けている人気作品。映画では、そんな原作者トーベの波乱万丈な半生にフィーチャーしながら、どのようにして「ムーミン」が執筆され、キャラクター達が生み出されていったのか、その“誕生秘話”を映像化。トーベの人生の在り方と共に、創作への情熱を描いた感動作となっている。
戦時下に生まれた「ムーミン」
物語が始まるのは、1944年のフィンランド・ヘルシンキ。戦火の中で自分を慰めるように「ムーミン」の世界を創造していったトーベは、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らし始める。型破りな彼女のライフスタイルは、厳格な芸術家の父の教えと相違するものだったが、自分の表現と美術界の潮流に生じる“ズレ”への葛藤、目まぐるしい恋愛を経つつ、トーベはムーミンと共に成長していく。
そして彼女に訪れる、女性舞台演出家 ヴィヴィカ・バンドレルとの運命的な出会い―。