書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』デザイナー森永邦彦が明らかにする「発想の源泉」
アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナー・森永邦彦による書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』が発売される。
ブランドの軌跡とともに迫る「発想の源泉」
2005年、東京コレクションにデビューして10年間活動したのち、2014年以降は発表の場をパリに移して活躍を続けるアンリアレイジのデザイナー、森永邦彦。書籍『AとZ ─ アンリアレイジのファッション』は、森永自らがブランドの足跡を振り返りつつ、その「発想の源泉」を詳らかにする1冊だ。
本書は全10章から構成。森永がファッションを始める契機となったケイスケ カンダ(keisuke kanda)の神田恵介との出会いから、東京タワーにて行われた東京コレクションデビュー時のショーのこと、パリコレクションへの進出、2019年フランスの「LVMH PRIZE」ファイナリストへの選出やフェンディ(FENDI)との協働、そして“HOME”をテーマとした2021年春夏コレクションに至るまで、アンリアレイジの18年の軌跡をひもとく。
「日常」と「非日常」を分けたのは何であったのか、そして“A”と“Z”を離したのは何であったのか──その輪郭が森永自身の文章により初めて紡がれることとなる。