深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」神戸&東京で - リアルな“金魚”超絶技巧アート、作品約300点を紹介
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」が、神戸ファッション美術館にて2021年11月7日(日)まで開催。その後、「金魚鉢、地球鉢。」として東京・上野の森美術館にて2021年12月2日(木)から2022年1月31日(月)まで開催される。
リアルな“金魚”を描く現代美術家・深堀隆介
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」は、“金魚”をテーマにした作品を手がける現代美術家・深堀隆介の展覧会。深堀隆介は、アーティストとしての活動を悩んでいた時期に、放置していた水槽で生き続ける金魚のの美しさに心打たれたことから、金魚をモチーフにした作品制作をスタート。
深堀隆介の描き出す“深堀金魚”の大きな特徴は、ヒレの薄さやウロコの透明感、水の流れまで感じさせる、本物の金魚そっくりの写実的な超絶技巧だ。透明樹脂にアクリル絵の具で金魚を断面的に描き、何層も重ねることで立体感のあるリアルな金魚を表現している。
深堀隆介の、絵画でありながら立体的な質感を生む斬新な手法は“2.5D ペインティング(積層絵画)”と呼ばれ、世界的にも高く評価されている。2020年には西武渋谷店で、2016年には横浜スカイビルでも作品展を開催した。
新作を含む約300点が集結
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」