映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』マルチユニバースにより過去シリーズのヴィランが集結
トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズの最新作、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、2022年1月7日(金)に全国の映画館で公開される。TOHO シネマズ 日比谷ほか全国53館では7日(金)0:00より最速上映。
トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズ最新作
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2017年公開の『スパイダーマン:ホームカミング』、2019年公開『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に次ぐ、トム・ホランド主演『スパイダーマン』シリーズの3作目。
シリーズ1作目にあたる『スパイダーマン:ホームカミング』では、若干15歳のマーベル史上最年少ヒーロー、主人公ピーター・パーカーが、物語の中で“やんちゃな若者”から真のヒーローになっていく成長と奮闘が描かれ、2作目にあたる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、ヨーロッパ旅行に出かけたピーターが新たな戦いに挑んだ。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』あらすじ正体を明かされたピーターがドクター・ストレンジのもとへ?!
過去シリーズのヴィランが集結
予告映像は前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の続きからスタート。前作でホログラム技術を武器に操るミステリオ(ジェイク・ギレンホール)を倒したピーターだったが、彼の遺した映像を公開され、正体が明かされることに。
大切な人に危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に力を借りに行く。ピーターの頼みから人々の記憶を消そうとするが、やがて時空が歪んでしまい……過去シリーズのヴィランたちを呼び寄せてしまう。
彼らを元のユニバースに戻そうとするものの、さらなる混乱が引き起こされる。複数のユニバースを同時に生き始めたピーター。「僕の責任だ。全員は救えない」という台詞の果てに、彼が下す選択とは。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』キャスト
スパイダーマン(ピーター・パーカー)役 - トム・ホランド
ミステリオが遺した映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の容疑がかけられ、世界中にスパイダーマンがピーターであることがバレてしまう。マスコミは騒ぎ立て、ピーターの生活は一変するが…。ドクター・ストレンジ役 - ベネディクト・カンバーバッチ
元天才外科医の魔術師。空間を捻じ曲げたり、時空を移動できる。
ピーターから自分がスパイダーマンだと知られていない世界に戻して欲しいと頼まれ、呪文を唱える。しかし、マルチバースが出現。それぞれのユニバースから、過去シリーズのヴィランたちを呼び寄せてしまう。
MJ(ミシェル・ジョーンズ)役 - ゼンデイヤ
物語のヒロイン。ピーターの彼女。クールでとても賢い。ドクター・ストレンジより”ヴィランたちの存在がこのユニバースを危うくする“として、元のユニバースに戻すために協力するよう言われる。
ネッド役 - ジェイコブ・バタロン
ピーターの親友。
作品に多くの笑いを与えてくれた愛すべきキャラ。学力に優れ、コンピューターにも強く、ピーターの強い味方となった。ベティと恋人関係になる。
再登場する過去シリーズのヴィラン
ドクター・ストレンジが危険な呪文を唱えた結果、マルチバースの扉が開かれ、ドック・オク、グリーン・ゴブリンなどの強敵を呼び寄せてしまう。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、過去のシリーズから再集結。ヴィランたちは下記の通り。
Dr.オットー・オクタビアス役 - アルフレッド・モリーナ
2004年の『スパイダーマン2』に登場した《ドック・オク》ことDr.オットー・オクタビアス。もともと核融合を手掛ける科学者だった。
実験の失敗を機に、金属アーム外せない体になってしまう。アームには人工知能がある。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では引き続きアルフレッド・モリーナが演じる。
グリーンゴブリン役 - ウィレム・デフォー
オズコープの社長ノーマンが肉体強化の血清を浴びたことから狂人化。自ら開発した緑色の戦闘コスチュームがトレードマーク。その武器はパンプキンボム。2002年『スパイダーマン』に登場した。
エレクトロ役 - ジェイミー・フォックス
高圧電流を流せる怪物。
オズコープで働く電気技師が落雷事故にあって誕生した。2014年『アメイジング・スパイダーマン2』に登場。
サンドマン
体が砂でできている怪物。分子分解の実験に巻き込まれ、放射能を浴びた砂と融合。2007年『スパイダーマン3』に登場し、劇中ではトーマス・ヘイデン・チャーチが演じた。リザード
爬虫類型の怪物。爬虫類の再生能力に着目し応用した薬を開発。これが不完全だったことからトカゲ人間が誕生。
2012年『アメイジング・スパイダーマン』に登場したヴィラン。
初登場となるスパイダーマンのスーツ
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではスパイダーマンの新スーツも要チェック。【ブラック&ゴールドスーツ】と【インテグレーテッドスーツ】が初登場する。
主演トム・ホランド“ピーターの成長を描いた作品”
スパイダーマンと歴代ヴィランの闘いが注目されている『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』だが、主演トム・ホランドは、一人の人間としてのピーターの成長が描かれていることも最新作の魅力だと語る。トム・ホランドのコメントは下記の通り。
「これまではスパイダー“ボーイ”だった。この映画では決断力のあるスパイダー“マン”になり、アベンジャーズの一員として立ち上がる。シリーズを通じて着実に成長しているんだ」
1作目『スパイダーマン:ホームカミング』ではヒーローとして活躍したい一心で子供っぽい行動も目立ったが、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で自身の正体が世界中に明かされてしまい、周囲の人々まで危険に巻き込んでしまったことで責任を感じているピーター。
彼の成長物語にも注目したい。
日本語吹き替えキャストも再集結
日本語吹き替え版は、スパイダーマン/ピーター・パーカー役として榎木淳弥が続投。再集結するヴィランの吹替え声優も、中村獅童、銀河万丈、山路和弘が再び演じる。
日本語吹替版主題歌はSixTONESの新曲「Rosy」
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』日本語吹替版主題歌は、SixTONESの新曲「Rosy」。スパイダーマンの強い意志を表現した、疾走感のあるロックチューンとなっている。
作品詳細
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
日本公開日:2022年1月7日(金)
※1 月7日(金)0:00よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国53館で最速上映。
監督:ジョン・ワッツ
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ、ウィレム・デフォー、ジェイミー・フォックス
■日本語吹替版
声の出演:榎木淳弥、中村獅童、銀河万丈、山路和弘