2021年3月11日 20:05
メゾン キツネ 2021-22年秋冬メンズ・ウィメンズコレクション - 音楽の躍動が描く軽快な佇まい
メゾン キツネ(Maison Kitsuné)は、2021-22年秋冬メンズ・ウィメンズコレクションを発表した。
“夜のパリ”から着想
メゾン キツネは前シーズンに続き、ゲストデザイナーを迎えてクリエーションを展開。今回は、2人のベルギー人デザイナー、Oriane LeclercqとLucas Sponchiadoをアーティスティックディレクターに迎え入れ、“夜のパリ”から着想を得たコレクションを披露した。
音楽を彷彿させるモチーフ
活気溢れるパリの街に馴染む溌剌とした佇まいを形作るのは、ブランドのルーツでもある“音楽”だ。レコーディングスタジオや音楽機材、サウンドウェイブを連想させるモチーフや素材・色使いが随所に散りばめられ、生き生きとした音楽を視覚的に表現した。例えば、柔らかなニットには、ミキシングの音波をオン。ネオンイエローの音波がアイスグレーのニットに華やかなアクセントを効かせる。
また、ネオン管の光を彷彿させるアシッドなカラーのストライプも登場。
ジャケットやスカート、シャツ、ストールなどの生地表面に沿って、光が通過する時のような視覚効果をもたらしている。ミキシング画面のようなグラフィックを落とし込んだジャケットやコートは、程よいツヤとハリのある生地の質感がテキスタイルのエレクトロニックなムードを引き立てている。