“体感”ドキュメンタリー映画『僕が跳びはねる理由』自閉症者が見て・感じている世界を疑似体験
ドキュメンタリー映画『僕が跳びはねる理由』が2021年4月2日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。
自閉症者が見て・感じている世界を疑似体験
会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹が13歳の時に執筆した書籍『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)。今まで理解されにくかった自閉症者の内面の感情や思考、記憶を分かりやすい言葉で伝えた内容が大きな感動を呼び、34か国以上で出版された。
『僕が跳びはねる理由』は、そんな世界的ベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』を元に映画化したドキュメンタリー映画。本作では、自閉症と呼ばれる彼らの世界が“普通”と言われる人たちとどのように異なって映っているのかを、世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して明らかにする。さらに、斬新な映像表現や音響効果を駆使することで、自閉症者が見て・感じている世界をあたかも疑似体験しているかのように体感できる作品に仕上げた。
世界各国から高い注目を獲得
また同作品は、世界最大のインディペンデント映画祭としても有名な第36回サンダンス映画祭のワールド・シネマ・ドキュメンタリーコンペティション部門で観客賞を受賞、2020年に開催されたバンクーバー国際映画祭では、長編インターナショナルドキュメンタリー部門観客賞&インパクト大賞をW受賞するなど、世界各国から高い注目を獲得した。