舞台『夜は短し歩けよ乙女』東京&大阪で上演 - 上田 誠が脚本・演出、中村壱太郎×久保史緒里
舞台『夜は短し歩けよ乙女』が、2021年6月に東京・新国立劇場と大阪・クールジャパンパーク大阪WWホールにて上演される。
森見登美彦の小説『夜は短し歩けよ乙女』が舞台化
原作は言わずもがな、アニメーション化もされた森見登美彦のベストセラー小説『夜は短し歩けよ乙女』。京都の街を舞台に、後輩の「黒髪の乙女」に想いを寄せる「先輩」が、彼女の目に留まろうと奮闘するあまり、様々な騒動に巻き込まれていくさまを描いた青春恋愛小説だ。
「ヨーロッパ企画」の上田 誠が脚本・演出
待望の舞台化にあたって脚本・演出を担当するのは、劇団公演がチケット入手困難になるほどの人気を持つ劇団「ヨーロッパ企画」代表の上田 誠。2020年8月、森見が自身の小説『四畳半神話大系』と、「ヨーロッパ企画」の代表作である舞台『サマータイムマシン・ブルース』のコラボ作品「四畳半タイムマシンブルース」を刊行したことに対する“アンサー”というわけだ。
そんな彼がこの作品をどう舞台化するのか。上田のコメントによると、「樋口式飛行術」に「詭弁踊り」の振り付け、「韋駄天コタツ」の動力と課題が山積みだというが、森見に言わせれば、上田は「原作者よりも作品に長く深く付き合ってきた人物」