2021年6月5日 11:00
「ニンテンドーミュージアム」京都府宇治市に誕生、任天堂の過去発売商品を展示する資料館施設
任天堂は、京都府宇治市の任天堂宇治小倉工場用地および建屋を、同社が過去に発売した商品を展示する資料館施設「ニンテンドーミュージアム」としてリノベーション。2024年3月末までの完成を予定している。
任天堂の過去商品を展示する資料館施設「ニンテンドーミュージアム」
任天堂は、1889年に創業し、1983年にファミリーコンピュータを発売して以来、Nintendo Switchを代表とするゲーム専用機のハードウェアおよびソフトウェアを開発・製造・販売を行っている。ハード・ソフト一体型の展開を通じ、マリオ、ドンキーコング、ゼルダの伝説、メトロイド、どうぶつの森、ピクミン、スプラトゥーンなど数々の人気作品を生み出してきた。
そして任天堂は、以前よりこうした“ものづくり”を発信するため、過去に発売した商品を展示する資料館施設の設置を検討していたという。それが実現に至った今回、近鉄小倉駅周辺の活性化を図る宇治市の意向を受け、宇治小倉工場を資料館施設「ニンテンドーミュージアム」としてリノベーションする。
任天堂宇治小倉工場は、1969年に「宇治工場」として建設されたもので、その後、現在の宇治工場(京都府宇治市槇島町)