黒澤明の映画『醉いどれ天使』桐谷健太&高橋克典で舞台化、演出三池崇史×脚本蓬莱竜太 - 東京・大阪で
舞台『醉いどれ天使』が2021年9月3日(金)から9月20日(月・祝)まで東京・明治座で、10月1日(金)から10月11日(月)まで大阪・新歌舞伎座で上演される。桐谷健太、高橋克典、佐々木希らが出演し、脚本は蓬莱竜太、演出は三池崇史が務める。
黒澤明の映画『醉いどれ天使』舞台化
1948年に公開された映画『醉いどれ天使』は、世界中に大きな影響を与えた名匠・黒澤明と、その多くの作品で主演を務めた名優・三船敏郎の二人が初めてタッグを組んだ作品。戦後の混沌とした時代に生きる人々の葛藤をドラマチックに描き、今なお傑作として多く人から愛されている。
実は『醉いどれ天使』は公開当時、黒澤明の手によって舞台化された記録が残っている。当時の映画界は、大規模な労働運動によりスタッフや俳優達が窮状に陥っており、そんな彼らを救うため、黒澤明を中心に劇団が編成され、舞台作品として上演されたのだ。
今回は、数年前に脚本が偶然発見されたことをきっかけに再び舞台化されることに。“日本映画史上最強コンビ”の原点ともいえる作品が、豪華スタッフ・キャストによって満を持して蘇る。
演出三池崇史&脚本蓬莱竜太で
演出を担当するのは、映画『テラフォーマーズ』『クローズZERO』を手掛けた海外での評価も高い三池崇史。