2021年6月21日 14:10
ボストン美術館所蔵「THE HEROES 刀剣×浮世絵-武者たちの物語」六本木・静岡・兵庫で
ボストン美術館所蔵「THE HEROES刀剣×浮世絵-武者たちの物語」が2022年1月21日(金)から3月25日(金)まで東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。その後、静岡市美術館と兵庫県立美術館に巡回する予定だ。
日本初出品の“武者絵”&半世紀ぶりの“名刀”を紹介
“武者絵”は、『平家物語』のような軍記物語や人々に親しまれた武勇伝説に登場する英雄を描いた作品。浮世絵の祖と称される菱川師宣の時代から江戸後期の歌川国芳にいたるまで、多くの浮世絵師が“武者絵”を手掛け、源頼光、源義経、上杉謙信、武田信玄などの武将から、スサノオノミコトの武勇、巴御前のような女武者の奮戦まで数多く描いた。
今回開催される、ボストン美術館所蔵「THE HEROES刀剣×浮世絵-武者たちの物語」では、世界最高水準の日本美術コレクションを誇るボストン美術館所蔵品の“武者絵”と共に“秘蔵の刀剣”を展示。<日本初出品>となる“武者絵”と<日本で半世紀ぶり>に披露される“刀剣”の鐔(つば)に描かれた共通のイメージを解き明かしながら、さまざまなヒーローたちの活躍を紹介する。
国貞、国芳、広重の“武者絵”
“武者絵”は、すべて日本初出品となる118点の浮世絵を展示。